思春期には身体と心にさまざまな変化が起きますが、「性欲の芽生え」もそのひとつ。初めての感覚に戸惑うかもしれないけれど、実は多くの人が体験する自然なことなんです。
正しく理解するためにも「性欲」とはどんなものなのでしょうか。
セックスをしたくなる「ムラムラする」ってどういうこと？
男女共に使われるセックスを望む欲求状態として使われる「Horny（＝ムラムラする）」という表現。海外で女性の性と出産に関するサービスや啓蒙活動を行っている非営利組織「Planned Parenthood（家族計画連盟）」は、「ムラムラさる」を「性行為をしたいと思っている状態や、性的に興奮した状態」と定義しています。
この状態には視覚的にアダルトな映像を見た場合がありますが、漫画や映画などでエロティックなシーンを見たり、好きな芸能人の映像や想像でも同様です。
また、体内の体内のホルモンの変化も大きく関わっているのも生理学、脳科学的のも解明されています。これらは、既に知られていますが、エストロゲン値やプロゲステロン値の変化が性欲に影響を及ぼします。
ですので年齢と共に「エストロゲン値やプロゲステロン値」が減少してくると性欲がも低下して男性で言えば勃起不全、女性で言えば濡れにくくなるなど、セックスに対して問題が出てくるようです。
もし、あなたが高い頻度でムラムラしているようならば、以下のような状況がよくあるのではないでしょうか。
エッチな妄想ばかりしてしまう
AV動画に限らず、ドラマなどに出てくる架空の人物と想像の中でイチャイチャしたり、友人との関係を次の段階に進めたりすることを想像してしまう場合は、もしかするとムラムラしているのかもしれません。
特に若い年代ですと脳はまだ発達中であり、新しく芽生えた性欲に伴う脳内イメージや感情を処理する眼窩前頭皮質も影響を受けているのです。
睡眠障害の原因がムラムラだった
性欲が強い年代ですと睡眠障害の原因が実は、この性欲からくるムラムラだったりするようです。
病院で眠れないと診察を受けても、あまり性的な面には触れられないようですが、実は以上にムラムラしている場合もあります。
このようにムラムラが睡眠障害となる人は一人エッチ（マスターベーション）が出来ない、やり方を知らない人が殆どなようです。
このような性欲が爆発した状態であれば、オナニーで性的ストレスを発散するなどで、プロラクチンという眠気を誘うホルモンを分泌させる効果があるとされています。
「（マスターベーションは）眠りにつくのを助けるとされてきたので、不眠症に悩んでいる場合は、試してみるといいかもしれません」
さらに、性的なものも含めたさまざまなストレスを発散するためにも、試す価値があるとも言います。
性器に異常な感覚を感じる
性的に興奮すると身体が反応するのは自然なこと。膣がある人は、そこがビリビリっとするように感じたり、いつもより少し湿っているように感じたり、中には愛液が止まらなく下着を汚してしまう人もいるようです。
性的興奮により膣壁に血液が流れ込んで膨張するため、そのように感じるのだそう。
一方で、ペニスがある人は性的に興奮すると硬くなるのが一般的です。また、逆に外的な刺激で勃起して硬くなるため性欲が湧き出るような場合もあります。
ついつい、性器を触ってしまうと常にムラムラを感じているかもしれません。
勃起不全は性欲がないから起きる病気？
特に結婚をして家庭を築いて数年が経過すると「パートナーや恋人に対する恋愛感情はあるけれど、性的欲求は感じない。」と感じる人が多いようです。
性的感情が先か恋愛感情が先か？というのは男性では良くあることですが、中には「恋愛感情があっても性的欲求を感じないという性の在り方」もあるようです。
生まれつきのセクシュアリティから、トラウマなどの心理的要因に基づく性嫌悪まで幅があります。
これらが複合的に重なったケースもありますし、人によって様々なようです。
その要因が生まれもったセクシュアリティである場合は、個人の選択や趣味趣向ではなく生理的要因によるものであり、「したくない」というより「できない」という表現が適切なのだとか。
パートナーに対して、勃起しないからにムラムラしないのか、ムラムラしないから勃起ができないのかという問題があります。
卵が先が鶏が先かという事ですが、多くの場合はムラムラしないパートナーでも「勃起薬」で勃起ができると「性欲」が湧いてムラムラできるようです。
男性ならば勃起が促され、女性だと濡れやすいくなる事で、気持ちが高まりムラムラしやすくなるようです。
ですので恋愛感情があっても、なかなか相手に対して勃起が出来ないというのは、やはり性欲が関係しているようです。
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